シュルレアリスム展

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先日、国立新美術館で開催している「シュルレアリスム展」に行ってきました。

シュルレアリスムというと、ダリ、マグリット、ミロが思い浮かびます。今回の展示では他にも多くのシュルレアリスムの画家の作品が見られました。

私が特に気になったのが、「ヴィクトル・ブローネル」という画家。
気に入ってポストカードを購入。こんな感じの絵です。

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モティーフについて という絵なのですが、とてもおもしろい。この設定自体なかなか思いつかないし、この生々しい感じが、変な雰囲気を醸し出しています。
ヴィクトル・ブローネルは、片目のない自画像を描き、数年後に仲間たちのけんかで巻き込まれ、本当に片目を失ってしまったそうです。自分の絵で予言をしてしまった...意識から離れて普段気づかないところにある現実が出現するというシュルレアリスムの思想と重なります。
彼の作品は、十数点の作品が展示されており日本でこれだけ展示されるのはめずらしいそうです。

シュルレアリスムの絵画からはイラストに活かせる考え方や手法がいくつもあります。
特に、異質なものが混ざり合うことで既存の概念を超えるという手法は、アイデアを出す時に常に意識していたい!と思えるものでした。
芸術作品をたくさん鑑賞して、日頃の活動にいかしていきます!

他にも面白い作品が盛りだくさんあり、とても見応えがあります。


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