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フランス旅日記、今回は冬のサーカスをご紹介します。

昨年冬に行ったフランス旅の目的の一つ「サーカス」。
前に「パリノルール」というガイドブック(一般的なガイドブックと違ってコアな情報が載っていてかなりおススメ!)に冬だけ開催されるサーカスがあると書いてあったのが気になっていて、今回、「シルク・ディヴェール」を観に行くことにしました。

チケットはウェブから購入可能ですが、日本語のサイトはありません。今回は現地の知り合いの方に取ってもらったので助かりました。予約時に席を悩んでいたらあっという間に埋まってしまったそうで、購入時から人気がありそうな様子!

公園は昼間と夕方の2回あり、今回は夕方の回を観に行くことにしました。
会場は駅を降りたらすぐの場所にあるのですが、まず建物にびっくり!
日本のサーカスは即席で建てられたテントのような外観ですが、こちらは荘厳な建物。
こんな感じ。外観からではここでサーカスが行われとは思えません。(フランス人はわかるのかもしれませんが...)
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中に入ると内装も歴史があり、レトロな雰囲気。会場は円形劇場といった感じで舞台が真ん中にあり、座席が3段で傾斜になっており、空間全体が赤く、映画でみたような景色!雰囲気だけでワクワクしてしまいます。
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そして、いざ演目が始まると生演奏に合わせ、動物のショー、空中ブランコ、コメディなどなど、もう魅力的な演目ばかり!空中ブランコは命綱をつけないで演技している場面もあり、ハラハラしっぱなしでしたが、私が今まで見てきた中で圧倒的な面白さでした。
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演目の間に休憩があったので売店へ行くと、またこの売店がとても素敵な雰囲気!
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レトロな機械で作るおっきな綿菓子を何人もの子どもたちが持っていてほほえましい光景でした。
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そして後半の演目が続き、およそ2時間ほどで終了。
今まで観たサーカスで一番と言っても過言ではなくとても見応えのあるものでした。
フランス語がわかればもっと楽しかっただろうな~
会場は地元の人ばかりで観光客が少なかったので、日本語吹き替えなどはありませんが、
冬にパリに行く際はおススメです。






旅日記第2弾。
今回は、フランス・ストラスブールへの旅をご紹介します。
 
先日行った旅行は12月中旬で、その時期ならではの観光がしたい!と思いリサーチしていたところ、クリスマスマーケットが有名な「ストラスブール」を発見。
調べてみると、パリからTGV(日本の新幹線のような列車)で2時間半で行ける距離。
これは行ってみるしかない!と思い、日本で事前にチケットを予約し日帰りで行ってきました。
 
当日は朝6:25発の列車。外は真っ暗で(この時期のフランスは日の出が遅い)不安になるけれど、駅につくと人がたくさんいました。
出発前にゲートなどを入念に確認し、いざゲートへ。
チケットと乗った列車です。かっこいい~

 

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TGVの乗車は3回目なので問題なくスムーズに乗れました。
今回はたまたまチケットが1等車しか空いていなかったので、座席も豪華~ 
いざ出発するとテンションが上がってきます!

朝食を食べるべく売店に行ったら、
店員さんが気さくで、日本語で挨拶をされました。
こういうちょっとした交流も旅の楽しみですね。自分の席でいただきました。
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そしてあっという間にストラスブールへ。
第一声は「寒い!!」
パリもかなり寒かったですが、それ以上...2度は違うような気がしました。
あまりの寒さに外へ出るのをやめようかと思いましたが、せっかく来てるのにそれは無いと思い、街の中心を目指して出発!こちらがストラスブールの駅です。かっこいい!

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ストラスブールは駅から15分ほど歩いたところに街の中心があります。
中心に向かいながら街並みを眺めていると、パリとは違った雰囲気。
ドイツに近いアルザス地方であることもあり、建物がドイツ風です。パステルカラーで小さいまどが特徴的な建物がたくさん並んでいます。かわいい~


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中心に向うにつれ、土産物屋や、パリでも見かけるチェーン店などが増えていきます。
そして、どこもかしこもクリスマス一色!その光景を見ているだけでもテンションがあがってきます。ストラスブールは街中にトラムが走っていて、これも他の街とは違った光景です。

そんなこんなで、あっという間に町の中心へ。
まず目に飛び込んできたのが大聖堂!
視界全部を埋め尽くす迫力のある佇まい、そして色が素晴らしい!
今まで見てきた大聖堂とは違い、赤褐色とピンクが混ざったような色をしています。
思わず「おぉ」と声をだし、その場に立ち尽くしてしまうくらいの迫力でした。
のちに調べたところ、ここの大聖堂は砂岩でできているそうです。
写真では迫力が伝わりきらないのが残念...

 

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そして、大聖堂の前にはクリスマスマーケット!
これぞクリスマスの名物です。
クリスマスマーケットは、ヴァンショー(ホットワイン)、クッキーにアイシングしているクリスマスの飾り、ろうそく、アルザスの家をかたどった置物...などなど。見ているだけでワクワクします。
この時期はパリにもお店が出ているけれど、ストラスブールの方が規模も大きくお値段もお安かったです。
ちゃっかり、ヴァンショーを飲みました。おいしかった~


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時間がたっぷりあったので、 観光時間が余ってしまうかな...と思ったのですが、あっという間の時間でした。
ストラスブールの近くにある都市「コルマール」とアンシという作家の美術館に行けなかったのが残念。

でも、旅はちょっと行きそびれる方がまた行く目的ができるので、
次回の楽しみにしておきます!

昨年の12月中旬に、大好きなフランスと初めてのドイツを旅してきました。


この記事では、旅で一番の出会いと言っても過言ではない、パリのリトグラフ工房「idem paris」さんをご紹介します。

今回の旅は、友人がフランスに在住しており、その友人のさらに友人繋がりで紹介いただきました。


idemはとても歴史が古く、ピカソやマティス、ロートレックのリトグラフも制作していた所。

今では少なくなった石版での印刷を行っている貴重な工房でもあります。

場所はモンパルナス、最寄り駅はエドガーキネ。ここ界隈は、レオナールフジタなどが住んでいたことでも有名です。

idemの入り口はこんな感じ。大通りから少し奥まっているので、うっかりしていると通り過ぎてしまう!

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中に入ると、外見とは一転、とても広くて天井も高く開放的な空間!

そして立ちこめるインクの香り。初めてなのに、なんだか懐かしいような雰囲気にとっても魅了されます。

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入り口には石版がすらっと並んでいました。

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工房に入り、さっそくidemのスタッフの方(日本人)をご紹介いただいたところ、

なんと、私と同じ大学・学部出身で、学年も一つしか変わらないことが判明...

同じ時期に一緒に学んでいたことになります。あまりの偶然にびっくり!!


その後、その方に工房を案内いただきました。

まずは印刷機が何台も並んでいる制作場。

印刷機はこちら。もちろん現役で稼働中。とても重厚で年期が入っています。

ガシャンガシャン...という大きな音を出しながら印刷をしていました。

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驚いたのが、印刷機についていた「インクのつらら」。

長年の時を経て、インクがつららになっているのです。

たくさんの作品が産まれてきたことを物語っています。

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そして、これも圧巻だった「本棚」ならぬ「石版棚」!

今までたくさんの人たちが制作してきた石版がずらっと並んでいる姿は圧巻でした。

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その後は、作家さんが制作などを行ったりする作業場や屋上、事務所、併設するギャラリーをご案内いただきました。

あちらこちらにさりげなく有名なリトグラフが飾ってあって、びっくり!

併設のギャラリーではデヴィッド・リンチのリトグラフが展示してあり、ここで制作もされていたそうです。


終始感動と驚きの連続だったのですが、さらに驚いたのが、私の大好きなサヴィニャックのリトグラフを制作していたとのこと。

しかも、本人立ち会いのもと刷ったそうです!

刷ってから10年ほど経っているのに、とても綺麗な色味で、自分のお土産に以下の1枚を買いました。

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おまけで、idemで印刷したというピエール・エルメの販促のリトグラフと、

マティス美術館でも販売している絵はがきもいただきました。

写真はピエール・エルメのもの。マカロンと動物たちが愉快です。

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こんなに有名な方ばかりが制作しているので敷居が高いと思いきや、

私でも制作できるとのこと!次回パリを訪れる際は、絶対制作したい!

創作欲が沸いてきます!!


最後に、工房の近くのお店で食べたガレット♩

とても素敵な旅での出会いでした。

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福井県へ営業&観光へ

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先日、知り合いの方のご厚意で、福井県に営業&観光にいってきました。

私にとって福井県は初めて訪れる場所!
初めて訪れる土地はワクワクします。

現地に到着すると、福井の観光大使の方と合流。
まずは駅近くにある西武デパートへ行き、催事場へ。
ちょうど福井の伝統工芸を紹介されていて、越前鍛治工房「いわ井」さんの素敵な包丁等を見せていただき、越前焼「踏青舎」さんの陶器を見せていただきました。職人さんのお仕事は本当に素敵でずっと見ていたくなるほどです。

次は、観光連盟へ。
福井のお話を伺ったり、いろいろと企画されているパンフレットをいただいたりしました。
方言でお話しされる姿が、私にとってとても新鮮で印象的でした!

その後はお昼を食べに「佐佳枝亭」さんへ。
福井名物のソースカツ丼と越前おろしそばのセットをいただきました。
ソースカツ丼は思いのほかあっさりしていて、ボリュームがあるのにペロっと食べてしまいました!
おそばも、大根が辛くて、この辛さが癖になりそう!

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次は豆入り番茶の「丸松」さんへ。
お店に入った瞬間にお茶のいい香り!
社長さんもとても気さくな方でついつい長居をしてしまいました。

その後は、福井で有名なお菓子「羽二重餅」の「錦梅堂」さんへ。驚きの創業1847年!とても趣のある店内で、羽二重餅、羽二重最中などもあり、お土産に買わせていただきました。

続いて和ろうそくの「小大黒屋商店」さんへ。
こちらも、お店に入ったらとても素敵な香りが立ちこめていました。和ろうそくもとっても素敵な柄ばかりで、女の子が喜びそうなものばかり!月ごとのお花が描かれたろうそくなどもあり、とっても素敵でした。

その後は、羽二重餅の別のお店「松岡軒」さんへ。
こちらでは、店内でかき氷をいただきました。
これがまたとっても美味しい!まず、氷がかんなで削っていて、普通より粒が粗いのです。そしてお餅が今までに食べた事無いほどもちもち!羽二重餅の粉を使っているため、このもちもち感がでるそうです。
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そして最後には、福井のバスガイドさんお二人と観光大使のお友達の方と合流し、鯖江ドッグに地元のさわやかというソーダをいただいたり、とっても楽しい時間でした。
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初めての福井県、とても充実して会う方々皆さん素敵な方で大満足の旅でした!
みなさんもお近くにお越しの際はぜひ!
私もまた行きたいです。