2014年1月アーカイブ

この度、小学館より発行されています『ベビーブック』3月号にイラストを描きました。
ベビーブックは、2冊+付録のセットになっています。こんな感じ!

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今月の付録は"おしゃべりハンドル"というもので、ボタンを押すと、クラクションやアナウンスが鳴り、
運転手さんになった気分になれる優れもの。子供が喜びそう〜!

私は、このベビーブックの親向けの冊子"Cafe BB"の、『ひとりっ子・きょうだいのいる子の育て方』というコーナーに、
兄弟で遊んでいる子供たちや、一人っ子の子どもなどを描きました。
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イラストだけだとこんな感じですー
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ひとりっ子やきょうだいがいる子に対する親の接し方、接し方Q&Aなど、
とても興味深い内容です。
誌面もとてもかわいくデザインされていました*
こちらの内容を、たくさんのお父さんお母さんに読んでもらえたら嬉しいです。

興味ありましたらぜひご覧下さいませ!

ありがとうございました。


翻訳に関わる方の団体"Amelia(アメリア)"の会員冊子、表紙を担当しています。
テーマは、"世界と楽器"!
1月号はスコットランドのバグパイプでした。
2月号はスペイン、アンダルシア地方の民族舞踏フラメンコと、楽器はカスタネット、フラメンコギターです。
こちら〜!

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女性の衣装は、フラメンコの衣装でよく見られる水玉、
フラメンコの妖艶さを引き立てる赤と黒にしました。

周りには、サクラダファミリア、セビリア焼などスペインをイメージするモチーフを描いています。

とても楽しく描かせていただきました。
ありがとうございました!

来月号はどこの国&楽器でしょうか?!
この度、『My HOME +』(エクスナレッジ刊)に挿絵を描きました。
今号の表紙はこちら!「夢をかなえる家」特集。素敵なお家が表紙です!
別冊で最新インテリアショップ&ショールムガイドの冊子もつく充実ぶり*


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広い吹き抜けのお家だったり、森を感じる家、薪ストーブのある家など、
素敵な家がたくさん紹介されています。

私は、土地を選ぶ前に知っておきたい7つのQ&Aというコーナーで、
イラストを描きました。土地選びで心配な要素や懸念事項などをイラスト化しています。
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イラストだけだとこんな感じ!
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とても楽しく描かせて頂きました。
ちょうど家を買ったり、建てたりすることを考え中の方、
お家に興味のある方、ぜひご覧ください!

先日、静岡デザイン専門学校にて「イラストレーターの現場」という内容で講義をさせていただきました。
静岡デザイン専門学校 HP↓
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静岡デザイン専門学校は、静岡駅から程近い所にあり、
グラフィックデザイン、プロダクト、インテリア、ァッション、ブライダル、フラワーデザインなど、
幅広くデザインが学べる学校です。
地域や企業との産学連携も多く実施されていて、大変魅力的な専門学校さんです。

今回は、グラフィックデザイン科の授業の一環としてお話させていただきました。
広い教室に、1年生と3年生の学生さんが100名ほど集まってくれました。

講義の内容としては、
・私の仕事の話(制作物とその制作秘話、仕事場や画材などの紹介)、
・私がイラストレーターになるまでどのような経験をしたか、
・フリーランスになるためのノウハウ
などです。

レジュメはこんな感じ。

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学生の皆さんとは一回りくらい歳が違いますが、まだまだ若輩者の私。
とは言え、せっかく頂いた機会ですから、
自分が学生だった時のことを思い出し、
今の皆さんにどんなことを伝えたら良いか、私なりに考えた内容をお話させていただきました。
今回の内容が、何か一つでも学生の皆さんに響いてたら嬉しいです。

授業の最後にアンケートをとったのですが、そこで質問をいただいたので、
何点か抜粋してお答えさせていただきます。

・イラストはどうやって描いているのですか?
→まず依頼主から内容の詳細をいただき、ラフに入ります。
ラフは、コピー用紙にHBの鉛筆とシャープペンで描きます。サイズは、指定されたサイズ内に描きます。(依頼される時点である程度のサイズが決まっています)
資料探しも大事です。私は図書館を良く活用しています。
ラフを依頼主に確認いただき、修正があれば再ラフ。ラフが完了したら、清書に入ります。
清書は、トレース台の上にラフと画用紙を乗せ、シャープペンで線をなぞります。
なぞったら、色を載せる前に少し線を練りゴムで消し、色付けに入ります。
色付けは、クレヨンと色鉛筆を使っているのですが、イラストの求められている細かさによって使用を変えます。
かなり細かいようであれば、色鉛筆だけ。
あまり細かくなければ、まずクレヨンで軽く色をつけ、そのあとに色鉛筆を重ねて色をつけます。
完成したらスキャナーで読み込み、Photoshopで色の調整や修正を加えます。
完成したらデータで提出
という流れです。

・ストレス解消法、気分転換
好きなことなので、実はあまりストレスがたまりません。
ただ、仕事が立て込むと体力的に疲れてくるので、
ギャラリーを巡ったり、人と会って美味しいご飯を食べて話をして気分転換し、
疲れを溜めないようにしています。
仕事中の気分転換はコーヒーと甘いものを摂取することでしょうか!

・イラストを描く時に気をつけていることやポイントがあったら教えてほしい
客観的にみたらどう見えるか?ということを意識しています。
制作に集中していると、うっかり自分よがりの絵になってしまいがちなので。
あとは、自分でも、かわいい!とか、この絵なら欲しい!と思えるような絵を描くよう心がけています。

・イラストの原寸はどれくらいか?
仕事によって変えていますが、だいたい実物より、
120%から150%くらいの大きさで描いています。

・アイデアが浮かばない時はどうするのか?
本を参考にします!図書館や本屋さんで本を探していると、大体ヒントが見つかります。

・イラストレーターの輪やたまり場はあるのか?
私の場合ですが、イラストレーターさんの展示を巡っていると、イラストレーターさんと知り合いになることが多く、
自然と知り合いが増えます。あとギャラリー主催のグループ展というものに参加すると、
他にもたくさんのイラストレーターさんが参加されているので、その後も仲良くさせて頂いてます。

・フリーランスになるために一番勉強した方がいいことは?
一番を選ぶのが難しいですね。。これは人によって違うと思います。
私は、コミュニケーション能力かな、と思います。
勉強した方がいいこと、とは違いますが、
フリーランスで活躍している人のお話を聞くと、たくさんのヒントがもらえるように思います。

・好きな映画は?
アメリ(ジャン=ピエール・ジュネ監督)、ゆれる(西川美和監督) など

・仕事は一人でやっているのか?アシスタントはいるのか?
一人でやっています。

・描いていてイヤになった時はどうするのか?
あまりイヤになることはありません。特にお仕事の場合はスケジュールがあるので、
イヤと思っている暇がありません!
仕事とは関係なく描いている時はたまにありますが、そういう場合は、いったんその絵を描くのをやめて、
時間をあけることにしています。時間をあけると冷静にみられて、新たな気持ちで制作に入ることができます。

・個展で大変だったことはありますか?
たくさんあるのですが...(笑)、特に大変なのは、たくさんの数を描かなくてはいけないことと、
それをスケジュール管理することでしょうか。
やっぱりギリギリになって、直前は制作が間に合わず大変な状況になっています。。

以上、番外編、質問回答コーナーでした。(笑)
当日も会場でたくさん質問をいただき、興味を持って頂き嬉しかったです。

静岡デザイン専門学校の先生方、学生の皆さん、本当にありがとうございました!


この度、翻訳者ネットワーク"Amelia(アメリア)"の情報誌『Amelia』の表紙を1年間担当させていただきます。
アメリアさんは、翻訳に関わる方々をつなぐ会員制ネットワーク。
会員の方には、翻訳の情報収集、スキルアップコンテンツや求人情報が得られる貴重なネットワークです。

私は、その会員向けに発行される情報誌の表紙を担当させていただくことになりました。
楽器と民族衣装をテーマに1年間(計12回)描かせていただきます。

1月号はこちらです!スコットランドの衣装とバグパイプです。
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こちらのお仕事、表紙の声というかたちで、少しですが執筆もしています。
これがとても新鮮で、どんな考えで絵を描いているのか、頭の整理になります。

1年間様々な国の楽器と民族衣装を描いていきます!
どうぞよろしくお願い致します!

あけましておめでとうございます。
今年の年賀状は縁起の良いものを描きました〜

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本年も、たくさんのイラストレーションを描き、たくさんの人に喜んでもらえるよう、
日々精進していきたいと思います。

どうぞよろしくお願い致します!