ヴィジェ・ルブラン展

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先日、三菱一号館美術館で開催されている「ヴィジェ・ルブラン展」に行ってきました。

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ヴィジェ・ルブランはマリー=アントワネットを描いた女性画家として有名。
今回の展示は、そのヴィジェ・ルブランと、前後の時期に活躍した女性画家の作品を集めた展示でした。

ヴィジェ・ルブランはマリー=アントワネットに大変気に入られ、おかかえの画家となり、
マリー=アントワネットをはじめ、その家族や親戚等、宮廷の多くの肖像画を残しています。
その数、肖像画は660、風景画は200もあるそうです!すごい!
10代の前半には職業として肖像画を描き始めていたそうです。
絵の雰囲気はとても柔らかみがあり、マリー=アントワネットが気に入ったというのも納得できます。肖像画の着ている洋服から、当時のおしゃれもわかって、とても面白い!
若い頃の作品もいくつかあって、同じ絵を描くものとしては、この年齢でこんなに描けるのか!
すごい!と、感心しっぱなし。

フランス革命が起き、マリー=アントワネットが処刑された事で、おかかえの画家だったヴィジェ・ルブランの存在も危うくなりますが、ヨーロッパを転々として難を逃れたよう。
行く先々でも、多くの貴族の肖像画を手がけている事や、フランス革命後に多くの支持者から、帰国できるよう署名を集められたりと、その才能は多くの人にみとめられていたようです。
10年後くらいにはフランスに戻り、最期まで多くの貴族の絵を描いたそうです。

今回の展示では、ヴィジェ・ルブラン以外の女性画家の作品もいくつかありますが、女性が大変活躍しづらい時代だったので、近年まで夫の作品だと思われていたものまであるくらい。
そんな時代に、女性として画家を職業として活躍したヴィジェ・ルブランは、同じ絵を描くものとして、とてもかっこいいです。

個人的には、何枚かある自画像がとても気になりました。自画像は自分をさらけ出すものなので、なんで黒い服ばかりなんだろう...とか、必ずパレットと筆があるなぁ。などなど。
あとは、ヴィジェ・ルブランが多くの人に気に入られたのは、絵の良さだけではなく人としての気質もあったんじゃないかな...と思います。どんな性格の人だったのでしょうか。とても気になります!

本当は、3月中旬に行く予定だったのですが、地震でしばらく閉館。
今はもう開催されています!時間短縮などもありますが、ご興味のある方はぜひ!
東京駅から近く、明治時代の建物を復元しているので、レトロで素敵な美術館です。

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